アメリカの1年生は盛大な入学式などは特になく、すんなりはじまります。どのクラスになるのか、担任の先生は誰か、クラスルームは何処か、等など、新学年が始まる前の疑問について記述します。

Walkthrough やNew family welcome dayとは

夏休み最後の週に、Walkthrough やNew family welcome day等が計画されます。私たちの学校では学校が始まる前の週の夕方に予定されます。なので仕事を終えて、ダッシュで行けば間に合います。そこで、基本的に自分のLast Name列に並んで事前に用意されたLetterを渡してもらいます。そこには教室番号と担任の先生が書いてあります。先生からの簡単なWelcomeメッセージも書いてあります。ここで初めて生徒は先生の名前が分かります。

学校が開始する数日前の週末にNews Letterの様な形式で親のEmailに送られてきます。そこには学校初日の注意事項やその週の流れが説明してあります。例えば何時に何処に子供を送るか、何時に何処にお迎えに行くか。初日は普通の予定より早いのでその事が書いてあったりします。

1年生からは親は特にクラスまで行かず、門ところでバイバイをしてね、みたいな事も書いてありました。TKやKinderの時はクラスまで連れてきてね、という感じだったので、それに比べると随分成長したな、と実感です。

Back to school Nightとは? 

学校が始まって1週間後くらいにBack to school Nightというのが夕方また予定されます。”Night”と名前がついていますが、開始時間は5:30とか6pm とかです。そこで初めて担任の先生に会うことになります。教室に親だけが集まって、先生の20分くらいのプレゼンを聞きます。

内容は先生の自己紹介、基本的なクラスのルール、先生と親とのコミュニケーションの取り方、教育のプランや方針などです。このイベントは子供なしの親だけの会になるので、両親共に参加する場合は誰かに子供を預ける手配が必要です。私達の場合は近所に家族はいないのでいつもお世話になっているベビーシッターさんに来てもらいました。

ここでは、時間も限られているので基本的には個人的な質問はしない事になっています。個人的な質問はその後に設けられる、Teacher &Parent dayか、アプリで先生とチャットで確認します。大体の生徒はKindergartenから同じ学校で同じシステムで過ごしているので特に心配する事なくスムーズに開始できます。ただ、この時期に新しい学校に転校する場合や、Kindergartenを私立や他のプログラムで過ごしていた子供は少し慣れるのに時間がかかったり、心配になってしまうかもしれないので、この行事やお便りを気を付けて見ておく必要があるかと思います。

日本とは少々違う仕組みかと思いますがいずれもぴかぴか一年生、子供もワクワクドキドキで張り切っていると思うので、スムーズなスタートが切れるといいなと思います。